高齢者が怪我で入院する時に注意すべき事は何?

家内の母が病院に入院して急激な痴呆症状態になっていた。後頭部を打って切り傷を負ったために病院に入院したのだが、なぜ、急に痴呆症のような錯乱状態になっているのかわからなかった。頭の傷口が収まったのだが、時間間隔がない会話や話の辻褄が合わない言動が続いていた。

医師からは、早く自宅での療養を勧めてきた。違った環境で生活をし始めると精神的に不安定になるということだ。医師からは痴呆症の成り始めではと言われた。私自身まだ痴呆症の方との接点が何もなかったので今の状態がそうなのかどうかはっきりしていなかった。

85歳の義母の様子を実家で見ながら家内と一緒にお世話をしてたら、色々なことがわかってきた。

高齢者が入院すると一時的に錯乱(せん妄)状態になる! 

どのように両親の介護を行うか?

老後の生活は、自分たち夫婦だけであれば共に助け合いながら生きていけると感じている。そんな夫婦が多いはずだ。経済的に余裕があまりなくても節約しながらお金を使わない質素な生活を送れば何とか成ると皆固く信じている。

しかし、

老夫婦を抱えるならば、どうしても介護という問題がいつか生まれる。

両親の介護問題をどう対応すべきか?

認知症であるかどうか?

病院の医師からは、85歳の母の詳しい病名の説明を受けていない。ただ、認知症の言動が顕著であると告げられた。認知症には(1)アルツハイマー型認知症、(2)脳血管性痴呆(慢性硬膜下血腫や慢性硬膜下出血)、そして、(3)本態性痴呆(老化現象による痴ほう症)がある。

(2)と(3)の場合は、治療する方法がある。85歳の母の場合は、頭への衝撃で発症する(1)アルツハイマー型認知症か、(2)脳血管性痴呆(慢性硬膜下血腫や慢性硬膜下出血)である可能性が高い。現時点では、まだ分からないでいる。

認知症の症状が露見したのは・・・

なぜ、電車の優先席に座らない老人がいるのか?

電車にもバスにも優先席が指定されている。優先座席の利用対象者は、高齢者・身体障害者・怪我人・妊婦・乳幼児連れなどである。利用している人を見ると必ずしも対象者でない人たちが多い。スマホを使っている若い女性や主婦、学生、会社員など色々な人が座っている。通勤時間帯などは、先に座った者勝ちだ。

高齢者が優先席を積極的に活用しているかどうかは定かではないが、高齢者にも2種類の老人がいる。敢えて優先席に座らないシニアと堂々と座る老人だ。私が気になったのは優先席に座らない老人たちだ。

老人と思われたくない!余計なおせっかい!

どんな杖が老人に必要なのか?

街中を歩いている老人を観察してみると杖を使って歩いている男女が多い。年齢的に80歳以上の方が多い。足の筋肉が衰えてくると歩く時に体のバランスが崩れる。それを支える第三の足が必要になるのだ。

普通に歩ける人にとっては、杖はいらない。杖を使っている老人を見ると、足がふらついている。ゆっくりと周りを見ながら歩いている。私も今は杖を使うことはないが、将来、80歳以上になった時に杖を使い始めるかもしれない。出来るだけ、そんなことがないよう足の筋肉を鍛えているが。

杖の使い始めの方に聞くと、初めは杖の使い方が良く分からないため返って疲れるという。道具に慣れるには時間がかかる。使う機会が多くないと馴染んでくれない。

こんな便利な杖もある